Day 4:ボキャブラリー学習を試した結果|GPTs設計で気づいた2つの課題

GPTsを使った家庭学習実験も、4日目に入った。

今日は新しく
「ボキャブラリーを増やす!」
という項目を追加し、実際に子どもたちに使ってもらった。


今日の取り組み内容

今日は姉妹で、あえて別々の入口からスタートさせてみた。

  • 中学1年の長女
     →「ボキャブラリーを増やす!」から開始
  • 次女(小学生)
     → 昨日と同じく「今日の解説」から開始

狙いは、
文法モードと語彙モードで集中度や反応がどう変わるかを見ることだった。


結果:2人とも15分はスムーズに学習

結果としては、2人とも15分間は問題なく学習できた

これはGPTsの進行設計が安定してきた証拠だと感じている。

特に「1問ずつ進む」「否定されない」という設計は、年齢差があっても共通して効いている。


次女の様子:環境の影響は大きい

ただし、次女については少し気になる点があった。

夕ご飯を食べ終わった直後だったこともあり、ぺちゃくちゃ話しながらの取り組みになり、集中力という点では万全とは言えなかった

ここで改めて感じたのは、

GPTsの設計だけでなく、
集中できる環境を親が整えることも重要

ということだ。

時間帯や場所を意識するだけで、学習の質は大きく変わりそうだ。


課題①:「ボキャブラリーを増やす」が伝わらない

もう一つ、はっきりした課題があった。

「ボキャブラリーを増やす!」という表現が、長女に伝わっていなかった

意味としては正しいが、中学生でも少し抽象的だったようだ。

そこで、この項目は
「単語ゲーム」
という表現に変更しようと思っている。

子ども向けUIでは、正確さよりも直感的に分かる言葉が大切だ。


課題②:同じトピックが出てきてしまった

さらにもう一つ、重要な問題が起きた。

次女が取り組んだ「今日の解説」で、昨日と同じトピックが再び出てきてしまった

昨日、instructionを修正してトピックの重複を防いだつもりだったが、まだ調整が不十分だったようだ。

同じ内容が続くと、子どもは一気に飽きてしまう。


次にやること

今日の気づきから、次にやる改善点は明確になった。

  • 「ボキャブラリーを増やす」→ 「単語ゲーム」へ名称変更
  • トピックプールの選択ロジックをさらに厳密にする
  • 学習する時間帯・環境を意識的に整える

GPTsは万能ではないが、設計と運用を少しずつ調整することで、確実に良くなっている


まとめ

Day 4 で感じたのは、

GPTsは「一度作って終わり」ではなく、
毎日の観察と修正で育てていく教材だということ。

子どもの反応は正直だ。
うまくいかなかった点こそ、次の改善につながるヒントになる。

明日は、
トピック重複を確実に防ぐ仕組みをもう一段詰めてみたい。

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